嫌いなやつを消す心理術を読んだ感想

心理術というタイトルにもあるように、
人の心理をうまくつかっての、
相手をうまくあやつる方法が具体的にかかれています。

嫌いなヤツの距離のおき方もわかるし、
自分がどういったことを心がければいいか。
そして、即効性がある「解決策」を載せているのも良かったところです。

序章では、人はなぜ人を嫌いになるか。
これを知っておくことで、人間関係のコツもわかるし、
自分が人に嫌われないコツもわかる。

中盤では、嫌いなやつを消す具体的な方法
呼吸法・笑顔・アファメーション・メタ認知・馴化など
さらに、なぜ効果があるのかもちゃんと心理学的知見から解説されているのがいいところでしょう。

終盤では、「自分が人から嫌われないコツ」も乗っていました。
まあ、嫌いな人間との付き合い方もわかるし、一般的、人間関係の教養も分かる本だと思います。

以下、メモした内容です。

嫌い、が浮かんだら前進の力を抜き
ゆっくり呼吸してリラックス、リラックスと念じる
その後、楽しいことを思う
これで一度遮断される
これを繰り返すと、すぐにスルーできる

ドイツJ・H・シュルツの自律訓練法

息を吐き切ることで交感神経をリセットし、
リラックスすることで副交感神経を優位にする

私たちは緊張すると、闘う Or 逃げる状態となる
しかし、相手が敵ではないとわかるとホッとする
一気にリラックスへ
(妄想だと理解するだけでよいということにつながる)

ジェームズ・ラング説
(ウィリアム・ジェームズ『楽しいから笑うのではない、笑うから楽しい』『心が変われば行動が変わる、行動が変われば人生が変わる』)

チンパンジーやオランウータンは
不満があると口をとがらせる(人間と同じ)
怒り、悲しいなど人間は世界共通。
つまり人の感情は、見て推し量れるということ

エクマン(人間のいろんな感情をしらべた結果、不快の方が多かった)
不快の感情の方が多いのは、人類の生存、進化とに必要だったから。

嫌いな人が浮かんだら、笑顔になるといい
ジェームズ・ランゲ説で、楽しくなるからだし
それに体から、潜在意識に「リラックスしてよい」という信号を送るから

アファメーションもよい
言うといい内容は「自分はどんどん成長している」など。

メタ認知
嫌いな人には、積極的に接するとよい
(これはマンネリ化と同じ原理で、慣れることができるから)
馴化という。
つまり、慣れて苦手意識がへるから。
パワハラ上司の場合は、機嫌がいいときに近づくとよい

【あのひとが嫌いな理由は】
下品・不潔
自慢話が多い
皮肉・イヤミを言う
すぐにキレる・怒鳴る
粗暴な態度・粗野な言動
人を平気でバカにする
愚痴ばかりいう
人の悪口を聞かせる
相手によって態度を変える
自己中心的
差別的言動
空気が読めない
嘘つき
【ポジティブ変換で対応できる】
下品・不潔→ワイルド、野性味、こだわりのない
自慢話が多い→経験豊富・リーダー気質
皮肉・イヤミを言う→視点が鋭い・機転が利く
すぐにキレる・怒鳴る→支配力に長ける
粗暴な態度・粗野な言動→素直さ、自由奔放
人を平気でバカにする→負けず嫌い、自信家
愚痴ばかりいう→危機管理脳
人の悪口を聞かせる→分析観察力
相手によって態度を変える→変わり身が早い・柔軟性
自己中心的→マイペース・孤高
差別的言動→優位性確率思考
空気が読めない→純朴・無邪気・裏表がない
嘘つき→説得能力
「あえて嫌いな人をポジティブに変換することで、心に余裕が生まれる。
そして、自分が評価したという上から目線も、矮小化(俯瞰)につながる」
すると、以前ほど気にならなくなる
相手の思考や本音が透けて見えるので冷静でいられる。

美人・イケメンは生物としての完成度の高さを感じさせ、魅力的にうつる
安心できる存在に見える
仲良くなりたいと思う
外見が良いと、内面もいいと思われる
これらはハロー効果という
車や家も外見が良いと、性能がいいと思う

人を呪わば穴二つ
人に害を与えたり呪を唱えているとやがて自分も害を受ける
穴二つとは、相手の墓穴と、自分の墓穴

自己中な人は甘やかされて育てられた、もしくは否定ばかりされた結果、自我を守ろうとしている

ミスをねちねち言う上司は
ミスのせいで自分の立場が危うくなるのを心配している

同調を求めるタイプ
自分1人が脅威を感じていることが不安

対人関係に脅威と不信を抱いている人は
過去にいじめや、親に愛されてこなかった

警察官は上手にアサーティブする。
アサーティブ(assertive)とは、相手を尊重しながら、自分の意見や気持ちを率直に、対等に伝える自己表現のこと
酔っ払い、いきがりの相手にまずは落ち着いて対処する
私たちは警察官ではないが、できることは普段から
イメトレをしておく(嫌いな人とどう話すかを。)

単純接触効果(別名ザイオンス効果)
人は単純な接触を繰り返すと安心感を抱く
CMなどがそれ。
ただし、嫌いな人は逆効果

「決めつけ認知」を変える。
古い認知は上書きできるから。
人から嫌われたら、単純接触効果で、良い面をたくさん見せて上書きする。

脅威検索の優位性とは、「嫌い」のほうがバレやすい

マイフレンドジョン効果
第三者を理解する、説教臭くならない。相手もき切れやすい。

見ず知らずの人が困っていたら、助けなければと言う心理「援助行動」