バイク物損事故で補償額を増やす裏技

バイク物損事故補償額アップの裏技

この動画では、バイクの物損事故の補償が増やせた事例を実体験をもとに紹介します。
ちなみに、私が補償してもらえた金額は304,730円でした。
物損事故の振り込み払い書

バイクの詳細

トリシティ

メモ
事故にあったバイクは、YAMAHAのトリシティ125cc(2018年モデル)でした。
当時の新車価格では、40万円ほどします。

ですが、2019年に購入し、1年の型落ちなので35万ほどで購入しました。
1年6ヵ月乗り、走行距離は1万2千kmほど でした。

事故内容

駐輪中に車に惹かれる

メモ
事故内容も紹介しておきます。
私がバイクを駐輪場に停めている時、車でバイクが轢かれました。

当然、100対0の物損事故となります。
相手は70代女性、アクセルとブレーキを踏み間違ったようで、衝撃はそこそこ大きかったようです。

破損箇所

バイクの破損箇所

メモ
1:シートの留め金がひん曲がって、まっすぐ閉まらなくなりました。
(また、シートと結合する車体部分も曲がっていました)
2:右ブレーキが曲がりました。
3:ハンドルも曲がりました。
(そのためハンドルロックがかけづらくなりました。)
4:右ボディに穴があきました。
5:あとは、擦り傷が数箇所見られました。

エンジンに異常はなし。
ハンドルが曲がっていましたが、そのまま自宅まで運転して帰りました。
ちなみに、このときレッカーを呼んだ際の費用は補償してもらえます。

バイク屋に持っていく

全損になるかも

メモ
トリシティを購入した店まで、乗っていきました。
バイクの状況を見るなり、店主は「全損になるかもしれないな」とのことでした。

仕事で必要なので、台車のバイクを借りて帰りました。
※台車代金は補償してもらえますが、バイク屋に直接振り込まれました。

見積もり後、保険会社からの連絡

保険会社からの連絡

メモ
まずバイク屋が、見積り金額を保険会社に連絡。
その後、保険会社から私に連絡がありました。

見積もりの結果、全損となりますので、修理ではなく補償代金として257,000円支払うとのこと。
修理額が高額だった場合、保険会社は修理よりも、バイクの時価額を支払って済ませようとします。

そのほうが、保険会社側は安くつくからです。
新車価格では40万円するトリシティであり、さらに1万kmほどしか走ってなかったので、この値段がついたのだと思います。
さらに、この日から3週間以内に台車を返却するように言われました。

新しいバイクを購入

HONDAのPCX

メモ
バイク自体は、私の好きなものを購入して構いません。
(もちろん、バイクを買わないという選択肢もOK)

ですが、仕事でバイクが必要なので、新しいバイクを買うことに。
中古バイクを買ってもいいし、新車でもOKです。

新車も25,7000円より安いものを買ってもいいし、高いものを買ってもOKです。
実際に購入したのは、HONDAのPCX125ccです。
諸経費も含め、344,300円かかりました。

補償を増やす裏技

さて、本題に入ります。
私が実行できたのは、主に3種類です。
それでは、順番にご紹介します。

1:交通費

point
バイクが無くなったことによって生じた交通費が、必要な範囲内であれば補償してもらえます。
例えば、台車を返しに行った帰りのタクシー代。

また、新しいバイクが納車されるまでの通勤・通学などの交通費です。
ただし、タクシーを使ったのならレシートの添付が必要です。

2:新車購入時の諸費用

point
新車を購入した際、整備などの諸費用がかかります。
その諸費用を、補償してもらえました。

ただ、事前に保険会社に了解が必要です。
こちらから言わないと、教えてくれません。

また、見積書のコピーを送るように言われました。
私の場合、PCX購入時の344,300円のうち、諸費用18,000円を補償してもらえました。
バイク新車の見積書

3:バイクのカスタムパーツなど

point
バイクのカスタムパーツを、補償してもらえる場合があります。
(ただし、これは保険会社の承認がいると思います)

私の場合、トリシティに、ロングスクリーン・リアBOX・リアキャリアが、自分で用意したパーツでしたので請求したところ、承認されました。
ロングスクリーン・リアボックス・リアキャリア
レシートの添付は、あれば貼ってほしいと言われましたが、なくても構わないとのこと。

金額だけ記入して請求しました。
物件損害に関する自認書
ただし、購入から1年経過しているので、時価額(中古の値段)の補償となります。
でも、バイクのパーツなどは高額なので、請求したほうが絶対お得です。

補償の全額

メモ
1:トリシティの補償25,7000円
2:交通費4,630円
3:新車の諸費用18,000円
4:バイクパーツの補償25,100円

合計:304,730円が補償されました。
(私の銀行口座に直接振り込まれました)

ちなみに、今回は新車を購入したので、
304,730円-344,300円=39,570円は自腹で、追い金を払いました。
まあ、新車がゲットできたのでよしとしてますが。

以上が、バイク物損事故で補償を増やす裏技となります。
保険会社や担当者によっては、補償してもらえない内容があるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。

また、もし、この他にも請求できる内容があればコメントで教えてください。
以上、参考になりましたら幸いです。