体験してみての、感想「メリット・デメリット」をまとめたので参考にしてください。
もくじ
バイクに屋根をつけるデメリット
1:お金が高い
どちらも、工賃をあわせておよそ15万円ほどします。
もし、自分でとりつけたとしても、13万円ほどするでしょう。
屋根付きバイクが、流行らない一番の原因は、この「お金」だと思いますが、とにかく高額ですね。(^_^;)
2:納車が遅い
時期にもよると思いますが、早くても1ヶ月ほどかかります。
遅くて4ヶ月~6ヶ月かかると思います。
私は、帝都ルーフを注文しましたが、だいたい3ヶ月かかりました。
3:圧迫感がでる
これは、身長にもよります。
私の身長は176cmで、屋根をつけたら、運転中にちょっと圧迫感が出るようになってしまいました。
身長が165cm未満ならば、さほど気にならないかと思います。
4:視野が狭くなる
これは、帝都ルーフだけに限った話です。
帝都ルーフは、屋根の黒い部分が、下方まで下がっており、視野が狭くなってしまいます。
私の場合、高身長ということもあり、停止線で停まっているとき、信号が見えないほどでした。
現在は、帝都ルーフの、黒い部分をノコギリでカットしたので、解消されましたが、身長165cm以上の人は要注意です。
一方で、ゾロルーフに関しては、はじめから視野を広くするように、設計されています。
試乗もしたことありますが、視野が気になる場合は、最初からゾロルーフを注文するほうがおすすめです。
5:車体が重くなる(加速低下)
ルーフは、だいたい10kgあります。
なので、気を抜くと、横倒ししてしまう危険性が高まるので注意してください。
また、重たくなった分、加速が若干落ちますが、気になる程度ではありません。
私は、125ccですが、150cc以上のクラスならば、さらに気にならないでしょう。
6:風が強すぎる日は注意
普段、乗っている分には、風の影響はありません。
また、風が強すぎるというのも、暴風警報が出ているほど強い日に限ります。
「多少、風が強いかな、、、」という日程度ならば、運転に慣れていば普通に乗れます。
(※自己責任でお願いします)
7:音がうるさくなる
音には、2種類ございます。
まず、エンジン音が反響して、少し運転の音が、うるさくなります。
そしてもう一つ、屋根自体のキシミのような音がすこし気になるようになります。
8:高さ制限がでてくる
高さを気にするケースは主に4場面です。
ちなみに、帝都ルーフ(全高1,830mm)
ゾロルーフ(全高1,805mm)です。
これに関しては、事前に調べておきましょう。
よく使う駐輪場に、高さ制限が設けてある場合もありますよ。
b:トンネルの高さ制限
よく、線路下のトンネルを通るときに、トンネルの高さ制限がありますね。
私の経験上では、2m制限ならば、屋根付きバイクでも通ることができます。
※初めてのトンネルの場合は、必ず、最初はゆっくり走行して、衝突しないか注意してください。
c:トラックのすり抜け時
トラックの横をすり抜ける際、トラックのミラーと、屋根がぶつかる可能性があるので注意してください。
d:木の枝とぶつかる
こちらも、車の横をすりぬける際、歩道の街路樹から伸びた枝に、屋根がぶつかる可能性があるので注意してください。
9:後部に穴あけ加工が必要
車体後部の部分に、穴を開けないと、取り付けできませんのでご注意ください。
バイクに屋根をつけるメリット
1:雨に濡れにくくなる
これは大きなメリットですね。
ただ、ノーマルの状態では、腕の部分が濡れてしまいます。
がしかし、小雨程度ならば、降りた後に、タオルで拭き取れば気になりません。
小雨程度ならば、カッパなしでもいけると思います。(個人の感想)
帝都ルーフの場合は、ワイドバイザー(他社の別売り品)がありますが、それをつければ、中程度の雨でも、濡れづらくなり、カッパはいりません。
横殴りの雨だと、やはり濡れるのでカッパを着ることになりますのでご注意ください。
2:防風効果
これは、かなり大きなメリットです。
運転中に、時速40kmを超えたあたりから、風をまともに受けてしまいますが、屋根をつけていると、正面からの風はなくなり、ラクに運転できます。
この、風が無い状態というのは、みなさんの想像を超えるほど、ものすごく運転がラクになります。
3:防寒(冬の場合)
風を受けないので、冬でもだいぶマシになります。
個人の感想でも、寒さを30%カットできている気がします。
4:防暑(夏の場合)
屋根の部分が、黒いので、直射日光を遮ってくれます。
これがかなりラクになりますね。
「風がないから暑いんじゃないの?」とおもわれるかもしれませんが、横を通りにける風が、運転中は絶えず吹くので、運転中は暑くありませんよ。
5:ヘルメットの軽量化
多くの方が、シールド付きのヘルメットを装着していると思います。
ただ、シールド付きだと、ヘルメットが思いですよね。
とくにフルフェイスは、苦しくて重たいので、肩こりの原因にもなります。
がしかし、ルーフがあることで、ヘルメットの軽量化が可能。
頭も軽くなり、運転しやすくなります。
6:虫を防ぐ(目にゴミ)
バイクに乗っていると、顔面に虫が当たることが、ありますよね。
屋根をつけると、それがほぼなくなります。
また、目にゴミが入ることも、軽減されます。
7:冬の雨でも曇らない
冬、雨の日にシールド付きのヘルメットで運転していると、シールドが曇ってしまい、ものすごく運転しにくくなりますよね。
ところがどっこい、屋根付きバイクならば、ルーフが曇ることはありません。
最後に
デメリットの方が、数が多くなりましたね。
がしかし、なんといってもメリットが大きいと、感じています。
・車を持っていない人
・雨の日でも、バイク通勤をしいられる人
・身長が高すぎない人
となります。