この本のすごいところは、
介護という大きな括りにありながらも、
細かい症例にわけて、いろんな視点から問題解決の糸口を提示してくれているところです。
その理由に、各テーマごとに専門家のアドバイスを載せています。
一部を紹介すれば
ケアマネジャー
ファイナンシャルプランナー
不動産プランナー
精神科医
腫瘍専門医
司法書士
僧侶
宗教研究家
などなど。
介護全般なら、ケアマネジャーの意見が説得力がありますし、
老後のお金の問題なら、ファイナンシャルプランナー
お墓の問題、相続税などは司法書士
老後の体、認知症、健康などについては医師の意見が役に立ちますね。
そして、取り上げられる問題も、
私たちにいつ、降り掛かってきてもおかしくない事例ばかり。
それでいて、実際に起こった事例なのですから、参考にならないわけがありません。
この本をおすすめする人は、
介護全般について漠然と不安がある方。
もしくは、老後についてどんな問題が起こり得るのか、準備しておきたい人におすすめですね。
以下、私がメモした部分です。
介護保険制度は40歳以上から負担する
(要介護者は1-3割の負担で済む)
デイサービスを、御本人が利用の拒否をしても一度で諦めない
なぜなら、生きがいの場作りとなるから。
仲間が増えたり、刺激になったり。
施設によっても、力を入れている部分がさまざまで
外食・外出・趣味・リハビリ・入浴だけのデイなど多岐にわたる。
介護保険外サービスでは、介護認定されていない人でも利用できることもある。
ただし全額負担。しかし自治体や社会福祉協議会によっては1から3割負担もあり。
内容は、家事、買い物、リハビリ、理容、美容など
セルフネグレクトとは、自己放任のこと
空き家をほうっておくと、後々に問題になる
空き家バンクという制度もあるので知っておくとよい
高齢者の心理面
体力↓気力↓
孤独感、無力感
その理由は、役割や、評価がなくなって自尊感情が傷ついて
老人性うつにかかりやすくなる
その一方で、人によっては
やりがいがほしい、役に立ちたいなど承認欲求が出ることもある。
標準治療とは、研究、審査を通して、一番効果が高く、安全と認められて保険適応になった治療法のこと
つまり、まずは標準治療を視野に入れると安全である。
ただ、すべての症状に、万人に当てはまるわけではない。
ガンとわかった時ショックでうつや、周りに八つ当たりする人がいる。
しかし3週間で落ち着くので寄り添ってあげるのが大事
民生委員とは、
完全ボランティアであり、民生委員法によって定められている
厚生労働大臣が委嘱する
地方公務員としての扱い。
障害者雇用促進法では、企業では
一定割合の障害者の雇用を義務とする。2.5%(企業が100人なら2.5人)
実際に障害者を雇用することは、イメージアップに繋がることもある
殆どの病院は、入院の際
連帯保証人・緊急連絡先・身元引受け人の記入を求められる
ネコパブリックとは
月額480円の寄付を支払うことで、
自分にもしものことがあったら、登録しておいたペットの、次の親を探してくれる。
介護保険を受けられるのは65歳以上
もしくは40-64歳で16の特定疾病の人
介護申請の流れ
役所(自治体)→調査(主治医意見書が必要)→判定→通知
民間の老人ホームは金額が高騰している。
入居に数千万、月額数十万。
そこで、介護保険で入れる、施設がある。
安いが、入るのに条件があったりする
大きくわけると、「公的施設」と「民間施設」
公的施設は、特養や老健など。
特養は、介護度3以上。年金程度で暮らせるが、入居待ちが多い
老健は、退院後のリハビリとして、決まった期間だけ住む場所。
といっても1年以上お世話になる人もいる。
リハビリを目的として月に10万円ほど。介護度1以上。
民間では、有料老人ホームなど「有料」とつくのが多い
認知症カフェ
認知症や、その家族が集まりやすいカフェ
現在でも、数百店舗が全国にある。
ただ、設置場所がコミュニティや、公民館など
ふらっと立ち寄るには、やや敷居が高い
認知症の進行を防ぐ薬が出てきている
レカネマブ・ドナネマブなど。
成年後見人制度とは
判断能力がなくなったときに、家庭裁判所が、後見人を選ぶ制度
反対に、任意後見人制度もある
