「朗読のコツ」本を読んでまとめ(忘備録)

プロが教える朗読 心に響く語りのコツ50

最近、朗読が趣味になりつつあります。
今回は、「プロが教える朗読 心に響く語りのコツ50」という本を読みました。
自分なりに、良いなと思った部分を備忘録としてまとめておきます。

朗読で重要なこと

メモ
作品への深い愛情
作者への敬意
・聞き手に喜んでもらいたいというおもてなしの心
・朗読に正解はない
上から落ちるように読む

自分のいちばんラクな声で読む

・素の声で読む
・声を作ると、自分も聞いている側も疲れるから。
・声を相手に届けるイメージ

美しい姿勢で朗読する

・ヒモで吊るされているイメージ

朗読する作品を深く理解する

・言葉の意味・漢字の読み方を調べておく
・聞き手にわかりやすく伝える工夫も大切

読むスピードをコントロールする

・大切なところはゆっくり読む(聞き手の注意を引きつける)
・さほど重要でないところは早く読む(メリハリ)

会話文の読み方

・登場人物の気持ちを想像する
・繰り返される言葉は、工夫して読む

鼻濁音・無声音を利用する

・そのほうが自然に聞こえる

朗読では表情も工夫する

・声と表情は連動している
・表情は演出として利用する

「初めて出てきた言葉・ハッとした言葉」は、大切に読む

・聞き手は初めてなので、その感動を伝えるように読む

「これだけは伝えたい言葉・聞く人の心に残したい言葉」を強調する

・自分が重要だと思った言葉は、強調する(プロミネンス)
・声を大きく(小さく)強く(弱く)高く(低く)ゆっくり(早く)間を取る・セリフは感情を入れる

上から落ちるように読む

・単語ではなく、全体としては、高い音から低い音へ落ちるようにイントネーションをつける

区切り・間を工夫して読む

・場面が変わる時や、重要な言葉を読んだときは、長めに間をとる

クライマックスを作っておく

・自分なりの最大の山場を作る
・最大だけでなく、小さな山場や、平坦な部分など工夫する
・クライマックスでは、読むスピードや雰囲気を変えたりする

丁寧に読む

・聞き手に感謝の気持ちをもつ
・伝えようとする真摯な気持ちが大切

細かいことよりも「物語を伝える」ことに全力をそそぐ

・アクセントなどの、細かいことよりも「物語を伝える・心を込める」ことが最重要