正観さんと「わたしたち」のちいさな物語

正観さんと「わたしたち」のちいさな物語

正観さんが亡くなられてから、
一般応募で、正観さんとの物語を集めた本です。
著名な方では、高島亮さん・ひすいこたろうさん・斎灯サトルさんなども応募されていました。

エピソードは、主に3つにわかれ
人間関係・お金・健康とどれも気になる内容ですね。

これらの本を読むと、いかに正観さんが愛されていたのか
また、いかに正観さんが不思議であり、優しさにあふれていたのかということが、垣間見える本です。

一般的には売られておらず、「うたしショップ」での購入となっています。

以下、メモした内容です。

学ぶことは楽しいですよ
斎藤悟さん
正観さんから一言
学ぶことは楽しいですよ
何気ない一言が私の人生を楽しい方向に導いてくれています
もし身近な大人が楽しそうに知識を使い
周りの人に喜ばれていたら
それを見た子供は知識が欲しくなります
逆に身近な大人が知識を伝え
傲慢になり負けて落ち込んだりしていたら
それを見た子どもは知識を求めることをやめてしまいます
知識は刃物と同じで
切れる刃物を振り回して
周りの人を傷つけていたら
刃物を見るだけで怖くて近づかなくなります
同じ刃物でも 食材をおいしく調理し
周りの人に喜ばれていたら
その刃物を自分も手にしてみたくなるものです
私は小学校に上がる頃には
勉強をすると吐き気や頭痛がするまでになり
勉強ができない劣等感を持ち
そのまま不良グループに入ってきました
しかし正観さんに初めて会った時
正観さんはみんなが喜ぶため
そしてみんなと喜ぶために知識を使っていました
その知識とのかかわりを知性というのでしょう
そして死ねば死ぬほど知らないことに気づきます
無知な自分を傷つける必要は一切ありません
知らないことに気づくほど謙虚な気持ちになり
謙虚な気持ちになるほど感謝も大きくなり幸せになります
学ぶことは楽しいですよと言っていた正観さん自身が
本当に知識を楽しみそして学び続けた人だと思います

喜ばれる人生になるには
まず人の話を聞くこと
斎藤サトルさん喜ばれるという意識になると
人生は好転していきます
喜ばれれば人間関係も良くなります
仕事も喜ばれるからこそ
リピーターも増えるなどして
収入に結びついていきます
その中で一つだけ注意することは
おせっかいをしないこと
良かれと思ってやってもおせっかいになっている時点で喜ばれていないのです
正観さんはサービス精神が旺盛でしたが
おせっかいをしないように気を付けていました
私たちも日常でついついおせっかいをしてしまいがちです
喜ばれる存在になるためには人と話をしてそして聞くことです

人は気を買う 斎藤サトルさん

正観さんととても高級な懐石の料亭に行ったことがありました
最初の一口は とてもおいしかったのですが
ある瞬間を境に味が消えましたそれは
調理場から夫婦喧嘩の大きな怒鳴り声が聞こえてきたのです
正観さんは言いました旅行作家をしているので
いろいろな料亭や 宿を見てきた中で出た結論ですが
技術があってサービスが良くても
お店の中で喧嘩の多いお店は続かない
神様もお客様もそのお店の応援をしなくなってしまう
案の定そのお店は数カ月後には閉店しました
料亭やモノづくりの現場では
関わる人が笑顔だと神様が味方をする
逆にケンカや不平不満が多いと
神様の応援が無くなってしまうようです
言いたいことがあればニコニコ言えばよい

縁起のいい演技
斎藤サトルさん
正観さんに勧められ
絵描きを始めた私ですが
絵を学んでいない若者が絵描きを初めても
もちろんのことすぐにはうまくいきません
しかし正観さんは
一枚でも売ったのならプロとしての自覚を持ちましょうと言ってくださいました
私は仏様など縁起物の絵を描いていたので
縁起物の絵を描く人としての自覚が必要だったそうです
ふと疑問が生じました こんな私が縁起物を書いていていいのだろうか
正観さんに相談したところ
どんな商品でも人は縁起のよさそうな顔の人から購入したいという気持ちがあります
縁起の悪い顔では絵は売れません
だから 楽しいから笑うのではなく笑うから楽しくなります
縁起物の 描く人は
縁起の良い演技をしてみてはいかが
ダジャレを含めて諭してくれました

私の店舗兼住宅が全焼し
丸裸になりました
夫と私の命は助かり 感謝はしていたものの途方にくれていました
不安でいっぱいになった私は
正観さんへ電話しました
正観さんは静かに
淡々とですね
良き仲間がいますよと話して下さいました
その後良き仲間がたくさんお見舞いに駆けつけてくれました
意気消沈する私を慰め励ましてくれました
今でもあの時の感動は忘れません
それからしばらくして店舗兼住宅も無事に建て替えられ
新しい店を再開しました
今では息子が後を継いで盛り立てて
遠方からも起こしいただける繁盛店となりました
どんな苦難の時も冷静でいられたのは
支えてくれる家族や良き仲間そして
正観さんに頂いた淡々とですねという言葉があったからですありがとうございました

理不尽の答えはヘイ
ある女性が聞きたいことがあると質問しました
隣の住人が怖いとのこと
あるときポストに隣人から手紙が届くようになりました
うるさい
私は受け入れて
子供たちの遊びや洗濯掃除などの音の出る作業は自粛するようにしました
その次は何と
目障りとの手紙
私は心の勉強をしているのでそれも受け入れ
窓に固く鍵をかけ
遮光カーテンで対処
そしたら今度は
存在を無くせとの手紙
これ以上私にどうしろと言うのか
そこで正観さんに質問しました
正観さんの答えはヘイ
女性はふざけないでください と言いましたが
すると正観さんは
あなたは今の状況を見ると
すでに平常心を失っています
その状態ではご主人はもちろん子どもたちにも不和ができていることが容易に想像できます
この環境になるとほとんどの方が
三つの選択をしますそれは
戦う 無視する 逃げる
しかしどのの選択もうまくいきません
戦った場合 さらにこじれて長期戦になり
エネルギーは膨大なのに
結末は悲惨
二番目の無視するですが
これは相手をさらに刺激し
隣人がさらに過激になる
三番目逃げるについても
その場はいいですが
近い未来に 必ず同様かそのレベルの難問が解決するまで
何度も繰り返し起こります
そこで四次元的選択肢の受け入れるという考え方
二階まであるような塀を建てて
隣人の言う通りこちらの存在をなくす
女性はびっくりして
自分は何も悪くないなぜを立てなければいけないのか
なぜ自分がお金を出さなければいけないのかと怒りました
しかし正観さんは 仮に塀を作るのに100万かかるとします
現在の状況の健康状態を見ると
医者への通院や精神治療などですでに多額の費用がかかっているように見えます
さらに家族へのダメージも計り知れない
この上に今後も更に上乗せをしてこの状態を続けるのか
それとも相手が存在をなくせの事なので
防音シートと 塀を二階の高さまで設置して から
自宅のすべての窓を開放しカーテンを開け
太陽の光をいっぱいに自宅に引き込み
隣人に気兼ねなく暮らせるようになる方法
そこで一番嬉しいのはあなた本人です
この返事のヘイ という言葉は分かりましたのヘイ
と塀垣のへいと
楽になる平気のヘイを 瞬時に即答する四次元的な言葉 でした