掃除道を読んだ感想

禅の僧侶さんが書いた本ですね。
掃除のコツ・テクニックが書いてあるというよりも、
禅の視点からみて、掃除への心構え
そして、それが人間力にいかに重要かというのを説かれています。

難しい用語が並べてあるわけではなく、
私たちの一般的な、家庭にある場所・モノ・考え方について
禅の視点から、掃除というものがとても 私たちの心に良い影響を与えることがわかります

自分の「怠け心」から、掃除をしていないと感じる人は
とくに読んでみると面白いかもしれません。

ちなみに、禅では「1掃除・2信心」といって、
信心(心の勉強)よりも、掃除のほうが重要視されているそうです。

そんな、禅の僧侶さまの本を読んで
心に「喝」を入れたい人はぜひどうぞ

以下、参考になった部分をメモしています。

禅僧にとって、掃除は毎日行うお勤めであり、心を磨くための修行そのもの
禅では「1掃除・2信心」
最初にやるべきは掃除で、信心はそれが済んでからのことと教えられる
それほどまでに掃除を重要視している

掃除をサボっていると、
我欲・執着・妄想・邪念など、心のホコリがたまってしまう

お釈迦様は言いました
人の欲望は、ヒマラヤの山を黄金で埋め尽くしてもまだ満たされない

文具メーカーのコクヨが2022年に「仕事中に探し物をしている時間」を調査したところ
「1日に13.5分」という結果がでた
これを年間に換算すると54時間
しかも、現実はこんなものではないでしょう
仕事以外の時間を加えるともっと増えるはず

部屋の片付けや掃除をきちんとする人は
ストレスがなく、心と体がスッキリと整っている
内なる仏性が磨かれ、その曇のない心で大事なものが見える
だから目の前にいいご縁(幸運・チャンス)が現れたとき、即座にキャッチすることができる

デスクがきれいな人が仕事ができる3つの理由
①デスクが片付いていると、段取りよく仕事を進めることができる
②デスクについた瞬間にやる気スイッチがオンになりすぐに仕事を始められる
③デスク周り同様に、頭もすっきり整理されている

掃除すると、心が外に向かって開かれる(オープンマインド)
さっぱり下人、清々しい人になれる

不要なもので、いらなくなった服を
パッチワークにして、タペストリーや手提げ袋にする
古い着物を、個性的な洋服にリメイクしてみるなどもいい

感謝を言うときに、塩を振るといい
塩にはお清めの作用があり、
清めてから捨てると
新しい運気が入ってきやすくなると言われている

買いだめ 3つのデメリット
①食べ過ぎを招く
②食べ残しを招く
③食品ロスにつながる

ジムに通っていた人が
日々の運動を、掃除に置き換えた人がいる
近くの墓地にお線香をあげて
散歩して、家に帰り体操して、掃除をするなど

ものが片付いていない寝室では、
睡眠の質が下がるのではないか、私はそう考えています

トイレで悟りを開いた仏様は
烏枢沙摩明王
トイレは「ご不浄」と呼ばれますが、その不浄の場で悟ったということから
「不浄を清浄に転ずる」徳を持っています
お風呂で大悟した仏様は「ばつだらぼさつ」
トイレ・お風呂がきれいだとリラックスできて、ひらめきが生まれる