「自然の法則」というまったく新しいジャンルでした。
著者の中で、いろいろな法則があり
それに則れば、人生がうまくいったり
悩みから抜け出したりというものです。
悩みは私たちが日頃、感じる一般的な悩みが多かったですね。
この本を一言でいうと
「人生を良くしようと頑張りすぎるのをやめて、本音に気づき、ニュートラルな状態に戻ろう」
という本です。
Kengoは、努力・自己啓発・引き寄せなどを否定するというより、「人生を変えよう」と頑張り続けること自体が、不自然な状態を作っているのではないかと考えます。
本の重要なポイント
①「自分を変える」のではなく「自分に還る」
「もっと成長しなければ」「ポジティブにならなければ」と自分を変えようとするのではなく、もともと持っている本音や自然な自分に戻っていく。
つまり、
「理想の自分になる」
↓
「本当の自分に戻る」
という発想です。
② 苦しみを無理に消そうとしない
この本では、苦しみや嫌な感情を「悪いもの」として排除するのではなく、まず感じきることを重視しています。
「苦しいから、ポジティブになろう」とするのではなく、
「今、自分は苦しいんだ」
と、その感情をそのまま受け入れる。
そうすることで、本来の自分に戻っていくという考え方です。
③ 目の前の出来事を「メッセージ」として見る
嫌な出来事が起こったとき、
「なぜこんなことが起きたんだ」
と外側を変えようとするのではなく、
「この出来事は、自分の内側の何を教えてくれているんだろう?」
と捉えます。
つまり、現実を敵として見るのではなく、自分の本音に気づくためのきっかけとして見るわけです。
④「本音」で生きられなくなった理由を考える
本音を言いたいのに言えない。
嫌なのに「嫌」と言えない。
やりたくないのに頑張ってしまう。
こうした「不自然な生き方」には、これまでの経験や周囲からの評価などが関係していると考えます。
だからこそ、自分がいつの間にか身につけた「こうあるべき」を手放していく。
⑤ 世界は自分を敵にしていない
最終的には、
「自分と世界は対立している」という感覚から抜ける
ことが大きなテーマになっています。
自分を変えて世界に認めてもらうのではなく、「自分はこのままで世界に存在していい」という感覚に戻っていく。
「ニュートラル」とは?
この本で特に重要なのがニュートラルという考え方です。
「ポジティブになろう!」でもなく、
「ネガティブになってはいけない!」でもない。
嬉しいなら嬉しい。
悲しいなら悲しい。
腹が立つなら腹が立つ。
そうした感情を否定せず、「今の自分はこうなんだ」と受け入れている状態です。
だから、この本の「幸せ」は、
嫌なことが一切起こらなくなることではなく、嫌なことが起きても、自分自身とつながっていられること
に近いと思います。
KADOKAWAの公式目次でも、
「から騒ぎに気づく」→「苦しみを感じきる」→「目に映るものをメッセージとして見る」→「本音を取り戻す」→「世界に歓迎されていると知る」という流れになっています。
かなり簡単にまとめると
人生を変えようと必死になる
↓
「こうならなければ」という思いが強くなる
↓
本当の自分の気持ちが分からなくなる
↓
苦しみが増える
↓
まず今の感情をそのまま感じる
↓
自分の本音に気づく
↓
無理をしていた自分をやめる
↓
自然体の「ニュートラル」に戻る
↓
結果として人生が好転していく
という思想です。
