樺沢紫苑先生 (精神科医)の「頑張らなければ病気は治る」を読んで、自分に良かったと思う点をまとめています。
不安に直面した時、人間は闘う or 逃げるの2択になる(脳内では)
それはノルアドレナリンが関与
なので重い病気の場合、不安が勝るので必然的に 闘うor逃げるになっている。
病気に対する不安は、次の3つで克服できる。
信頼・情報・時間
信頼は、医師との信頼、何回も会う ゆえに時間も必要
情報とは、人間は病気に対して情報を持つことにより、悩みが9割なくなるといってもよい。
ちなみに、病気関連でのウィキペディアはあてにならない。
というのもアメリカにて米国医師によると、主要な疾患には90%の謝りがあったという。
病気を治すのは、受容が大事
否認とは病気と戦っている状態
受容とは闘うのをやめた状態
闘うのをやめるとラクになる、不安・焦りが浄化される。
まるで憑き物が取れたという表現どおり
受け入れると起こる4つの変化
1 精神的にラクになる
2 治療への意欲がアップ
3 気づき 自己洞察力アップ(その結果より冷静に自分を客観しできる)
4 病気が良くなっていることに気づく
受容という化学反応にて、脳内の物質に当てはめるとセロトニン。
セロトニン不足はうつの原因とも言われるが、セロトニンがないと、頭の切り替えができない。
セロトニンを増やすには、朝日を浴びる・リズム運動・咀嚼
樺沢紫苑先生は、患者をうまく直せないときに映画「ダラス・バイヤーズクラブ」を見て、ハッとした。(病気はメンタルで治る)
これは余命1ヶ月と言われた男性が7年生きた実話をもとにした。
必死な人ほど治らない、その理由は1日中病気のことを考え、心休まる時間がない、病気を直そうと頑張るが、すぐには無理なので、それが余計に不安焦りをつれてストレスに。治すためには頑張らない、つまり執着しないこと
樺沢紫苑先生には、メールが毎日届く、
治らない人のメールの特徴には、メール内に悪口が書いてあること。
他の医師・家族・職場・社会への不満
・闘病を頑張らない
闘うほどストレスは増える。
そうではなく肯定し、受容することで回復に向かう。
病は敵ではない。病気によって、このままいくと死ぬということを教えてくれているから。
・名医探しを頑張らない
ドクターショッピングをすると、その度にいちからやり直し。
不信感での治療に効果はあるか?
最近などの科でも診断基準・治療ガイドラインがあるから安心。
・自分を責めることを頑張らない
責めるとストレスになるまずは自分をゆるす
・薬を疑うことを頑張らない
うたがい・不安もストレスに
薬は、医師・薬剤師の間でも賛否両論ある。
飲んでも効かないと思って飲んでも効果はない
飲むと思ってのめばきく
病は気から
治るも気から
プラセボ実験によると痛みどめの薬で、プラセボの効果は
本物と比較して55%~60%もあった。
なぜプラセボによって効果があるか…は
それは期待・安心によって、免疫力・自然治癒力を高めるから
・完全に治すのに頑張らない
以前の状態には戻らない。どこで妥協するかも必要
闘うは最大のストレス
闘うモードはストレスホルモン(アドレナリン)を出す。防衛のため。
血管収縮や血小板も増やす(出血を防ぐ)
長期だと血管も痛み、血液ドロドロに。
副交感神経は、夜の高速道路のようなもの。
寝ている間に細胞を修復している。
ストレスの長期化が、コルチゾールを出す
コルチゾールは、そもそも健康な人でも毎朝出ている(気付け薬)
闘うモードでは、短期だとアドレナリン 長期だとコルチゾール
両者は、免疫力を低下
恐怖・不安に関しては ノルアドレナリンが出る
ノルアドレナリンが出ると逃避 or 闘う しかない
病気を治すのは 医師・患者の共同作業
両者の接着剤が信頼というわけ
ではどうすれば信頼が上がるか…
それは時間、合う回数を増やす
否認を乗り切るには 待つことも重要
ほとんどの不安は取り越し苦労に終わる
実験では、不安は9割起こらないと言われる
言い換えると、起こってから悩めば、9割の不安(問題)はなくなる
孤独は、高血圧、肥満、運動不足、喫煙に匹敵する悪影響がある
免疫力も低下
怒りは 他責と自責に大きく別れる
樺沢紫苑先生からみて、病気が治らない人の特徴は悪口が多い人
おまけに悪口は認知症の原因となる
フィンランドの脳神経学者 トルパネン博士は
平均71歳の1449人の調査で、
悪口が多い人と、そうでない人と比べ認知症の危険性が3倍も高いことが分かった。
悪口を言うと、ストレスホルモン「コルチゾール」が出る
コルチゾールは免疫力低下や病気の原因に
なぜ、悪口を言うとストレスが出るか…
それは脳は主語が理解できない
記憶や、感情を司る、海馬・扁桃体・視床下部などの大脳辺縁系は古い脳と言われる。この古い脳は主語を理解できないので、情報を主語抜きで理解する。
そのため、人の悪口を言うと、脳では「自分の悪口が言われている」と判断しストレスとなる
怒りは、アドレナリンを大量に分泌
これは闘っているのと同じ状態、長期にわたると心血管に多大な負担
激しく起こった後は、心筋梗塞・心臓発作のリスクが4.7倍もあがる
怒って自律神経が乱れると、戻るのに3時間かかるというデータがある
怒りの対処法の1つに
ノートに書く
ノートに書くことによって、冷静さを取り戻したり、客観しできる
翌日に読み返すと「こんなくだらないことで怒っていたのか」と思うことがほとんど
日本人は泣かない人(我慢する人)が多い
恥や弱みを見せられないという思考がある
心理学研究では、本当に苦しい時は感情を差してないたほうがいい
涙の3つの効果(ストレス軽減・自律神経を整える・免疫力の活性化)
睡眠不足は不安や恐怖を引き起こしやすい(扁桃体)
睡眠が1日4時間と8時間で比較された。
病気の治癒、登山は直線ではない
登山は、直線距離は短いは、山道はそう単純ではない
ときに迂回、時に後戻りしているようにも見えるが、きちんと進んでいる。病気も同じ
感情表現と乳がんの関係を調べた研究
感情表現を抑制すると乳がんの発生率が高まる
新効率が高まる→筆記エクササイズがおすすめ
人は話すとスッキリする(被災者にて、老人が津波に流されるのを目の前で見た話)
精神医学の心理療法の1つに、日記療法がある
神経症・うつ・アルコール依存/薬物依存に効果あり
病気の治療は登山のようなもの 1回目より2回目はラク(ルートやコツを掴んでいるので)なように、病気もその病気になった人の本を読むといい。
同じ病気になった人と話しを共有するのがいい
自助グループや、患者同士の会も各地で開催されている
病気を克服した人の本や、講演会を聞くのもいい
乳がんの支援グループに参加した人は、術後の寿命が2倍も長かった
※ただし、誰とも会いたいくない時期は無理しなくともよい
1 免疫力が高まる
がん細胞を殺すNK細胞が活性化する
エンドルフィンが出て免疫力アップ
2ストレス緩和
コルチゾール低下
リラックスによりセロトニン活性化
3痛み緩和
15分の笑いで痛みの許容レベルが10%アップ
エンドルフィン(鎮痛物質)が出るから
4 各種身体症状に効果あり
笑うと血管が開き血圧低下
笑いは血糖値の上昇を抑える
便秘解消(自律神経と 腹圧のおかげ)
5 記憶力増加
コルチゾール抑制により、海馬ニューロン損失が減少し記憶力向上
笑うと脳波のα波が増えて、リラックス状態へ
集中力・記憶力が高まる
6幸せになる
幸福物質ドーパミン
快楽物質エンドルフィンがでて、楽しく幸せな気分へ
笑顔でいる人は30年後の幸福度が高い
7考え方がポジティブになる
8 長生きする
約七歳
病気の時は、できたら人に合うこと
「心配してくれてたんだ」「孤独でないんだ」という安堵が体によい
社会的繫がりが多い人は寿命が長く挫折から立ち直るのが早いというデータあり
家族の病気の場合、周りの家族は 「本人のタイミング」を考えてあげる
(焦らずに待つ・無理強いはだめ)
又、よりそうだけでいい死に直面して圧倒的な孤独の中でよりそってくれるだけ、ただそれだけで大きな救いになる
人間は期間限定の苦しみには耐えられるが、エンドレスの苦しみには弱い
介護は7割の力で
これは「手抜き」ではなく「ペース配分」
マラソンに例えると、いきなり全速力だととてもマラソンを終えられないから。
又、週一の外出など自分の時間をもつのがいい(そのためにはヘルパーなどを積極的に利用)
病気には、感謝・他者貢献・利他がよい
ダラスバイヤーズクラブの主人公ロン・ウッドルーフは
ある日突然エイズで余命
30日を宣告されます。
最初は自分の延命のため、アメリカで未承認のエイズ役をメキシコに買いに行きます。
その薬が効いたロンは、その薬を密輸し、アメリカに山ほどいるエイズ患者に売れば儲かるだろうと、新しいビジネスを始め明日。
最初は金儲けで初めたはずの薬の販売ですが、その薬が沢山のエイズ患者を救っていることに気づく。
彼が販売する薬を命の拠り所としている人たちがたくさんいる。
彼のエイズ役販売はいつの間にか人助け、社会貢献へと変わる。
未承認のエイズ薬の輸入と販売は明らかな法律違反
FDA(アメリカ食品医薬品局)に目をつけられ家宅捜索を受け、薬はすべて没収される。
薬の代金を払えないという会員に対しても、彼は薬を配り、そして資金が底をつきそうになった時論は言います。「オレの車を売れ」
彼は破産寸前。身も心もぼろぼろになりながらも、未承認エイズ薬の販売をやめようとしない。
更には多くのエイズ患者が薬を手に入れられるよう、未承認薬の承認をもとめ、FDAを相手に法廷闘争に入る。
すべてはエイズ患者のため。
最後には自己犠牲の精神で、エイズ患者のための献身的な活動に突入していくところが感動。
ありがとうが先か、症状改善が先か
樺沢紫苑先生は、ありがとうが先だという
ただ、いくら「感謝がいい」といっても、病気で落ち込んでいるところに、感謝はできないと、しおん先生のFacebookのコメントにもあった。
たしかにそうだ。なので、否認の状態では感謝はできない
まず受容が先、受容から感謝に至れば、難病であっても治るケースもあるし、症状がかなりマシになる。
病気を克服した人は、必ず 「病気のお陰で」という言葉を使う
感謝が先か、改善が先か、
病気を治すという目標でいるとしんどくなる
しかし、「よりよく生きる」「楽しく生きる」ことを人生の目標にすると、執着がなくなる
ヘルパーズハイ
ボランティアや人助けをする人は、そうでない人と比べ非常に活動的でテンションが高い。
メアリーメソル博士、の研究によるとボランティア活動する人はそうでない人に比べモチベーションが高く、活動的で達成巻や幸福感を強く感じて、心疾患になりにくく平均寿命が長い
別の研究では鬱になりにくい
・ニューヨークでは精神医療施設で鬱病患者に奉仕活動を薦めている
脳科学の進歩によって感謝する人は
病気になりにくい、長生き、病気の回復が早いという研究結果が多数報告された
感謝するとエンドルフィンが分泌(感謝されてもでる)(オキシトシンも)
エンドルフィンは末期がんなどに使われる痛み止めモルヒネの6.5倍もの鎮痛効果がある。
免疫力、体の修復力、抗がん作用、アンチエイジング
ある研究では、感謝を数えるグループと不満を数えるグループを分けてリストアップする作業を10週間続けてもらい、感謝のグループは、病気の症状が少なかった
オキシトシン、愛情ホルモンとよく認識されたが最近では、
親切・人との繫がりを感じる、ペットを撫でる、スキンシップ、感動、マッサージ、ハグでも出る(親切ホルモンと呼ばれることも)
効果は、相手との信頼がます、ストレス低下幸福感、長寿、扁桃体の興奮を鎮める(不安をとる)、副交感神経の優位
・慈悲の瞑想
瞑想しながら大切な人の健康と幸福を祈るグループにわけ、6週間行ってもらった。祈ったグループはストレスが感じにくくなった。
ユタ大学、150組の夫婦を対象にした研究では、
夫婦仲が悪いほど動脈硬化になりやすい。仲が良いとなりにくい
夫婦に敵対ししているケースで、胸の痛みがあるとき、
お互いの服を洗濯しあったら痛みがとれた
人との繫がりがあるとうつになりにくいというデータもある。
