精神科医が教える「幸せの授業」読んだ感想

本を読んだ感想

とにかく わかりやすい
内容が、対話形式ですすみ、
かつ、各テーマごとに、まとめの図説までついている

幸せについて語られている本の入門書にはもってこいですね。
著者あとがきにかかれていた言葉を一部抜粋すると、

幸せについて書かれている本は山程あるが、
哲学的、抽象的な本が多く、分かりづらい
さらに、「で、結局何をすればいいのか」が、わかりづらい。

その点、この本はわかりやすくできていると思います。
精神科医の樺沢紫苑先生の本ですが、

精神科医だからといって、難しい用語が並んだりということはなく、
最低限の、脳内物質の説明程度です。
中学生、高校生でも十分理解できる内容です。

2.3時間で読める内容なのでさくっと読みたい時におすすめ

以下、きになったところをメモしております。

幸せとは、脳内幸福物質が出ている状態
(正観さんは幸せとは、感じるものと言った)

お金だけ追い求めても
人と家族とつながりがなければ、成功とは言いにくい
健康を損なっては成功とはいいにくい
幸せを3段階にわけ、重要な順番として(ピラミッド状に)
セロトニン的幸福→オキシトシン的幸福→ドーパミン的幸福

よって、まず最重要視するのは、セロトニン的幸福(健康・リラックス)
次に、オキシトシン的幸福(つながり、家族)

ネット検索により、情報は見つかるが
それは断片的であり、真偽もわからず、整理も難しい
ところが、本は別
多くの人と知恵と時間が注ぎ込まれている
なので本がおすすめ、とにかく悩んだり落ち込んだら本を読むとよい。
さらに、読書は自己投資になる。考え方が変わるだけでなく収入があがる

朝散歩は、起きてから1時間以内
5分から15分ほど。
セロトニンが増えるなど、健康効果も高い
これを、聞いて「仕事があるから無理」という人は、仕事依存に陥っている可能性があるのだとか

おすすめの運動量は
週に2.3回、時間は45分~60分ほど

幸せに気づく
一つ気づくたびに、幸せホルモンが一つ出る

・ピークエンドの法則
人間の印象はピークとエンドでほぼ決まる

社会学的な研究から、親しくするのは全ての人間関係の内、5.6人で十分だと分かった
優先順位は 家族→友人→職場

・孤独は喫煙に匹敵するほと健康被害がある

・知らない人との交流はむしろラク
だから積極的に、交流会などいくとよい
交流をもつことも、幸せ(オキシトシン)を感じるきっかけ
気を使いすぎるひとは、自分が楽しむことに徹すればよい

・ありがとうを増やす
ありがとうを言うだけでオキシトシンが出る
さらに、人への親切などを含めると、
セロトニン、ドーパミン、エンドルフィンなどすべての幸せホルモンが出る魔法の言葉

少しむずかしい課題からこそ
成長できる
つまり、困難は不幸ではない

贅沢はドーパミンが減る
それは、だんだん慣れてくるから。
慣れてくると、より上を求めてしまいキリがない

しかし、セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福を掛け算することにより
貧乏でも幸福になれる
貧乏という表現は、すこしあれだが
お金から得られる価値が少なくても、人は十分に幸せを感じることができるということ。

ドーパミンの暴走を抑えるには、セロトニンとオキシトシン

結果に対してすごいと褒められるとドーパミンアップ
過程に対してすごいと褒められるとオキシトシンアップ
ドーパミンは、できなかったとき出ない、
過程はいつでも褒められる、ずっと頑張ろうと思う。
子育てにはいい

机の上にスマホがあるだけで集中力がものすごく下がるという研究結果がある

脳疲労の原因に、スマホの使いすぎが多い

電子書籍だと脳は興奮してしまうが、
紙の書籍だと、リラックス効果がある

自己肯定感を高めるにはポジティブな言葉を使う
自己肯定感とは、あくまで行動した結果で感じるものだし、上書きもできる
なので、「高い、低い」ととらわれないこと

お金を重視すればするほど、人生満足度は下がり
愛を重視すればするほど人生満足度は上がるという研究がある(Diener &Oishi 2020)

お金を稼ぐことの幸せは、からなず頭打ちが来る
もっともっと、良からぬ使い道、儲け話に騙されるなど

お金をもらったら感謝すれば、ドーパミンだけでなく
オキシトシンの幸福も感じる(長続きする)
人様のおかげという感謝もあり
これを樺沢先生は幸せの掛け算といった

お金を使うときもまた、感謝の気持で使うとよい
例えば、牛丼がこんなに安いのに、美味しいことに感謝など
使い方が大事であり、使い方によっては、セロトニンとオキシトシンという幸せの掛け算ができる

お気に入りの一品を持てば、幸福が続く
その反対は衝動買い

お金で得られるのは、安心であって幸福ではない
安心が幸せという人もいるが?
ではいくら貯まれば、安心できるか?
おそらくその考え方だとドーパミン欲求が増えるので、本当の幸せはやってこないだろう

お金の安心として、病気のため、家族のため、老後のためなど
最低限はあってもいいが、上を目指しすぎてもよくない
必要以上に貯金を欲しがるのは自分を信じていないこと

フロー(ゾーン)
心理学者のチクセントミハイが提唱した概念で、時間の感覚が亡くなるほど没入した状態をさす
フロー体験こそ、究極の幸福状態だと言われている
夢中になれる時間があると、毎日はとても充実する
フロー中では、脳内麻薬と脳内物質がたくさん出ている
中毒や依存とは違う

幸せについて書かれた本は山ほどある
しかし哲学的、抽象的でわかりにくい
更に、「結局、何をすればいいの」とやることがはっきりしない本が多い