電動昇降デスク比較「Swift」「E7 Pro」

昇降デスク比較

オカムラ社の「Swift」flexispot社の 「E7 Pro」の両方を使ってみた結果をウソ偽りなく報告します。
ちなみに結論から言えば、E7 Proのほうが良いと思います。

昇降速度

若干ですが、E7 Proのほうが速いです。

注意
さらに、Swiftには明らかなデメリットがあります。

それが下降時73cmから下になると明らかに遅くなります。
これは、安全機能が自動で働くためですが、本当に面倒なのでこの機能は無しにしたほうがいいと思います。

ボタンの手軽さ

FLEXISPOT E7 Pro最下位の数字
これもE7 Proの勝利です。
理由は
まず、ボタンですが軽く触れるだけで動いてくれます。
一方でSwiftは、強めに押さないと反応しないのでやや面倒。

次に、E7proだと メモリボタンを押せば、あとは手放しでも自動でメモリの位置まで移動します。
Swiftは、ずっと押しっぱなし、さらに下降時は遅いのでストレスがたまり、次第に昇降頻度が下がります。

もひとついえばE7proだと、小数点の高さまで表示してくれるので、より自分の好みにあった高さを探すことができます。
してくれるので、Swiftでは小数点は出てきません。

音量

メモ
これも若干ですが、E7proのほうが小さいと感じています。
これに関しては、そこまで気にしなくてもいいレベルです。

メモリ機能

E7 Proボタン
これはどちらもメモリ機能があります(メモリモデルを購入した場合)
ですが、これE7proに軍配が上がります。

なぜなら、まずメモリボタンが4つ(Swiftは3つ)
更に、「立つボタン」「座るボタン」のマークがあり、目に見て瞬時にわかりやすい。👍️
そして、E7proにはUSBがついていたりしますが、これは別にあってもなくてもいいです。

デスク周りの使いやすさ

まず圧倒的にストレスになるのがSwiftの、天板横にクランプをつけられないという点。
これで何度も泣かされました。
Amazonで、「クランプのいい商品があるぞ」と思っても、Swiftは無駄に装飾があり「天板横部分」にはクランプがつけられないのです。

E7pro天板横
一方、E7proだと天板の左右に限らず、前後どこでもクランプがつけられます。(スイッチ部分をのぞき)
さらにSwiftでは、コードを通す穴なんかありますが、ここにもモニターアームをつけられないなどの制限が出てきて不要です。
Swiftコードを通す穴

デスクの最低 低さ

Swiftは65cm
E7proは62.5cm(天板によって変わる)
E7だと60cmです。

足が コの字

E7pro 天板下
E7proは、デスクの足が「コ」の字になります。
実際使ってみて、たしかに深く座り込んだ時、膝が当たらないのはものすごくいいと感じました。
「エ」の字型は、深く座ると膝が当たりますからね。

ですが「コ」の字の弱点は、スタンディングに、わざとデスクを揺らしてみると
多少ゆらゆらします。(安定性が下がる)

まあ普段使いは問題ないでしょうが、あくまでも自分で揺らした場合でありますが。
でも、大きな地震の時は、すぐに下降させたほうがいいでしょう。

Swiftのメリット

さてここまでE7proのメリットばかりとなりました。
ここで逆にSwiftのメリットを紹介しておきます。

まず天板の前面にカーブタイプが選べます。
これは たしかにキーボードをやや奥において、肘とデスクが当たる時は、柔らかになり痛くなりません

ですが、私の場合、キーボードを手前に置きたい人でした。
そこで問題は、ギリギリまで手前におくと、カーブしてるのでキーボードがぐらつくということです。
まあ、一長一短がありました。

次に、Swiftのメリットですが、
天板裏が鉄なので磁石関連のものはつけられます。
Swift天板裏
また、ネジ穴も最初から複数空いていたので、利用しようと思えばできるかもです。

逆に考えると、鉄なので木の天板のように、ドリルで加工しずらいというデメリットにもなります。

後は、前述したコードを通す穴があるので、机を壁につけるタイプの人はよいと思います。
私は、机を壁につけないタイプなので、利用したことなかったです。

値段比較

まあ、それぞれの公式サイトに行ってもらえればわかりますが、
Swiftは15万~20万くらいします。
E7proは7万~10万ほどの間です。

メモ
以上、両社を比較した結果、私はE7proをおすすめしておきます。
ちなみに、flexispot社はたまに公式サイトでセールしてます。
E7proは、公式サイトからじゃないと 購入出来ません。
他のモデルはAmazonなどでも売ってます。

余談

メモ
余談ですが、私はSwiftを10年使用しました。
というかむしろ、10年前(2015年)当時は、電動昇降デスクは今ほど話題になっておらず、市場にもあまり出ていませんでした。
通販で探せば、日本のオカムラか、もしくは海外の怪しい(本当に届くかどうかわからない)海外のサイトにたどり着くだけで、選択肢はオカムラしかなかったのですw

15万もしたので、なかなか買い替える勇気がありませんでしたが、今回やっと踏ん切りが付きました。
ちなみに、手放したのは結局ジモティーで、無料で取りに来た人に譲るというものです。

というのも、私はエレベーターなしの5階なので、取りに来てくれる人となるとどうしても安くせざるを得ません。
ちなみにメルカリの(梱包他のメル便)で、1万5千くらいで数日出してましたが、購入までには至りませんでした。
サイズ的に、たのめる便だと9000円くらい送料がかかるし、なんといっても階段がせまく、回収にきた配達員が可哀想と思い、ジモティーにしました。
ジモティーでは、とりにきた人(男性)と私が、ゆっくり運び車に載せて返ってもらいました。