文庫本なので値段は安い500-600円ほど。
この安さで、悟りについて学べるのはコスパがいいと思います
「悟り」という言葉が、仏教とか
難しさを感じるかもしれませんが
正観さんの本はそんなことありません。
日々のなかで、どのような考えをすればいいのかを
わかりやすく紹介されています。
また、この本では「人々の相談に答えた模範例」が
わりと多く話題に出ていたと思います。
たとえば、経営者が経営難とか
夫が、余命わずかとか
教師が、学級崩壊とか
その都度、正観さん節というか
正観さんの考えがはっきりと示されています。
正観さんのすごさは、
いろんな現象を見つめ続けてきて
さらに疑り深いので、「本当だろうか」というのを
自分にも課して、かつ周りにも確認して
手応えがあったものだけを公開されているので
説得力が違います。
なので、わりとスッと入って来やすい人は
入って来やすいとは思っています。以下、参考になった箇所をメモしています。
良寛さん
「100歳まで生きたい」という相談に対し
「今 100歳だと思えばいいじゃないですか」
一休さん
「極楽浄土はどこにあるか?」
南にある(みな身にある)
悟りという文字を分解すると、
心と吾
吾には「あきらか」という意味もあり
立心偏は「心」という意味
つまり悟の文字は、「心があきらか」になること
すべてが分かることではなく
悟りとは受け入れること
欲や執着はストレスを生む
ある母親の相談
障害のあるこども、良くなった時は喜び、
そうでなくなったら落ち込むというのは、
子どものすべてを受け入れていない
脳性麻痺の男性と一緒に住んでいる女性が
「なぜ神さまはこのような、障害というものをつくったのか」という
問いに対して
それ自体が否定になっている。
あなた自身が楽しく幸せに暮らしていると
男性が「ハンデになっていないのかも」と思い始める
いつか「私と一緒にいて幸せですか」と聞いてくるかもしれない
その時は、「あなたのような心がキレイな人と一緒にいられて嬉しい幸せ」と
言ってあげるとよい。本当の意味で勇気づけられるのではないか
夫が脳腫瘍で、余命わずかどうすればいいか
受け入れたらいい。
あなたが晩年、幸せにしてあげると
夫も、とても幸せな晩年だった
あなた(妻)にあえてとてもいい人生だった
あなたはそれを伝えに来た天使だったことになる
経営悪化した夫婦では、
従業員から「早く給料を払え」と罵声を浴びせられるようになった。
正観さんはそれについて、いままで17年間、投げかけたものが変えるといった。
教師の相談
いまの学級ではまとまりがない
学級崩壊になりかけている
せめて、卒業式までになんとかできないか(あと2か月)
正観さんの答えはならない。
投げかけたものが変える。受け入れることが問われている。
インスタントに解決できる方法があったとしても教えることはできない。
あなたにできるのはそれを受け入れ、次のクラスでどうすればいいかを考える。
忍辱の時
糞袋になんの興味もないと
お釈迦様があるお姫様にいったら
非難されることになった。
本来の意味は
人は、糞袋を被っていて、その上に
お化粧やらをして、恋をして
しかもそのクソに群がるムシは
あれがほしい、これがほしい
勝った負けたとさわぐ
それが人間でありそういったものに関心がない
という意味らしいが。
人生はときに耐えることも必要な時がある
誰かのために耐えるのではなく
自分が得するため
それでも我慢ならないときは
解決法の一つとして「許す」
許すのは自分が得するため
さらに続けていると周りからは「徳」が
高い人だと見られるようになる
神さまの承諾のないことは起こらない
まずは自分の中から、「あれが悪い」という感想評価を取り除くこと
それが悪いということが前提として持っている。
なにかのために怒っているとも考えられる
泉重千代
120歳でありながら年上が好みと答えた。
自分が年を取っているという自覚がない
過去を悔やまず
未来を心配せず
ただいまをぼーっと生きるとよい
「なにも考えなくていいのか」
考えなくてもいいが、楽しく生きるには
念を入れて生きること
念とは今の心
目の前の人、ことを大切にする
好き嫌いの他に第三の生き方
淡々と生きるがある
天龍寺の貫長さんの話し
毎朝、とおりすぎる人に「おはようございます」といってもムシされた
3年後、ついに相手が「ごめんなさい」とひれ伏した。
貫長さんは、「変えてやろう」と思っていたのではなく
ただ、行としてやり続けただけ。
良寛さんの兄弟子に「仙桂和尚(せんけいおしょう)」がいる
仙桂和尚は、説法もせず、ただ野菜作りをしていた。
良寛さんはこれに大きな影響を受けたとされる。
良寛さんものびのびしていたが
頼まれたら題目やらお経などをしていたらしい
円通寺の仁保和尚
子どもの不登校の相談に対して言った
解決できないが、ただ
毎日早朝から坐禅をしているので
それに参加してもらうのは構わない
父親が毎朝2時間かけて寺にやってきたら
半年で治った
移動時間で子どもの話すことができたかららしい
1否定で3年 頼まれごとはやってこない
人間の機能は喜ばれた数だけ存在する
人を元気にするエネルギーは感謝
自分が感謝されるには、自分から感謝を投げかけがり
喜ばれる存在になること
物理学の世界では、100分の1を超えたら
それは偶然ではない、なにかの力が作用したと考えていいことになっている
もし、そのようなことが自分の身に起こりだしたら
それは「やれ」と言われていると思ったほうがよい
アメリカのNASAでは、2年間2時間の訓練をする
合計にして1500時間
訓練のほとんどは、「どうやってトラブルを対応するか」というもの
だいたい1000時間を超えると、感情的になる人が多いのだとか
それで、「くそっ」とか感情的になると
上司から「もう帰っていいですよ」と言われる
それだけ、宇宙では 感情的になることが致命的であるということ
阪神大震災では
死傷者約6500人
負傷者約4万4千人と言われる
朝の5時46分におこった
すぐに、行動にでて瓦礫を片づけたり
人助けしていたのは、ヤンキーと呼ばれる
茶髪の人たちだった、手足を血に染めながら
ヤンキーは順位付けの世界からドロップアウトした人たち
順位付けの暮らしは敵を増やす
喜ばれる存在になることは味方を増やす
