それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、解説していきます。
1:視界の広さ
視界の広さでは、ゾロルーフの方が良いです。
理由は、天板がU字型にカットされてあるからです。
反対に、帝都ルーフでは、直線にカットされているからです。
実際に私は帝都ルーフを購入しましたが、停止線で停まっているとき、信号が見えませんでしたから、、、。
ちなみに私の身長は176cmというのも、原因の一つですが。
現在は、バイク屋で帝都ルーフを部分カットしてもらい、視界は広がりました。
2:雨の濡れにくさ
ゾロルーフの方が、天板部分が、片側10cmずつワイドになっています。
なので、ゾロルーフのほうが濡れにくいと思います。
がしかし、帝都ルーフの場合、他社が販売している「帝都ルーフ用ワイドバイザー」が販売されているのです。
この商品は、33,000円ほどしますが、全面部分から天板部分まで、覆ってくれるので、「ノーマルゾロルーフ」よりも、濡れにくくなります。
ちなみに、「ワイドバイザー」を販売しているのは、以下の2社です。
DOCA
コンフォーティ
そして、ゾロルーフには取り付け不可能と、メーカー側は言っています。
3:納期
納期に関しては、おそらく帝都ルーフの方が早いと思います。
私は、2020年の5月に注文して3ヶ月後に届きました。
ゾロルーフの場合、バイク屋さんのウワサによると4ヶ月~6ヶ月ほどかかるようです。
※時期によって変わると思います。
4:ミラーの位置
ゾロルーフの場合は、ミラーをあえて外さなくても、そのまま純正ミラーをつけたまま可能だと思います。
がしかし、帝都ルーフの場合は、純正ミラーを外し、ルーフに取り付けるミラーに変更しないといけません。
(帝都ルーフのキットに、含まれています。)
5:ナックルガード取付可能
ゾロルーフの場合、ナックルガードは、干渉してしまい、とりつけ不可能だと思います。
がしかし、帝都ルーフの場合は、ワイズギア(ヤマハ純正)ナックルガードが取付可能です。
6:専用リアボックの値段
ルーフをつけると、一般的なリアボックはつけられなくなります。
なぜなら、支柱が邪魔して、フタが開かなくなるからです。
なので、ルーフの後に、リアボックスをつけるならば、自分でキャリアを用意して、極力、後方までずらして、リアボックスを取り付ける。
もしくは、帝都ルーフ・ゾロルーフが販売している、ルーフ用リアボックスを購入するかです。
ちなみに、それぞれの値段はこちら↓
帝都ルーフ | ゾロルーフ | |
---|---|---|
ホワイト | 44,900円 | 32,000円 +要キャリア6000円 |
ブラック | 59,900円 | 32,000円 +要キャリア6000円 |
7:頑丈性・耐久性
どちらも頑丈だと思います。
両者とも、転倒・事故など無い限り最低でも10年はもつと思います。
素人的には、差はないと思いますが、気になる人は、両者の公式サイトをよく比較してください。
8:大きさ・重さ
スクリーン&天板の広さに関しては、前述したとおりゾロルーフのほうが、やや広いです。
がしかし、それ以外の、全長・全高については、両者ともさほど差がありません。
重さも、両者とも10kgほどです。
試乗がおすすめ
私は、試乗をおすすめしておきます。
バイク屋によっては、屋根付きバイクの試乗を行っているところがありますので、できれば帝都ルーフ・ゾロルーフの試乗をしておきましょう。
最後に
帝都ルーフ・ゾロルーフを比較して、それぞれのメリット・デメリットをあげました。
最終的には、デザインも含めて、個人の好みによって、変わると思います。
参考になりましたら幸いです。