この本を購入したのは、たしか
樺沢紫苑先生が、参考にした本だったから…のはずw
さておき、内容は
感謝を いかに 理論的に考えて説明するか
この点にピントをあわせて書かれていた一冊です。
この本で感謝の実践として紹介されていたのは3つ
①感謝日記をつける
②つらかった出来事を思い出す
③内観する
また、ほんの中で面白かったのは、
感謝できるできない(幸福度の設定点)の半分は遺伝子の時点で決まっているのだとか。
感謝というものを、科学的観点から考え、説明するとどうなるのか?
そこに興味がある人にはおすすめです。
感謝は喜びであり、心地よい感覚ですまた
感謝は生きる活力にもなります
感謝しているとき 私たちは
他者から受けた善意を分かち合おうとするのです
第一に感謝とは
人生における素晴らしさに気づくことです
感謝する時
私たちは人生を肯定します
すべてのものが一つに繋がっており
人生は素晴らしく生きる価値があると考えるのです
自分を喜ばせてくれるものを
他者からもらったという感覚は
もらったものそのものによってであれ
それをくれた人の努力によってであれ
その贈り物が自分に与えられたことに注がれます
第二に感謝とはこの素晴らしさの根源が
少なくとも部分的には
自分の外側にあるという認識です
それによって自分以外の何かに感謝するのです
人は 他者や神、自然や動物に感謝しますが
自分自身には基本的に感謝できません
これは感謝が他の感情とは特に異なる点の一つです
私たちの研究によって
感謝する人はそうでない人よりも
喜び熱心さ 愛
幸福といったプラスの感情をより高いレベルで経験することや
感謝を実践することで
妬み恨み貪欲
苦しみといった破壊的な衝動から自分を守ることが明らかになりました
また感謝を体験する人は
日々のストレスに対して感謝しない人より
効果的な対応ができることもわかりました
さらにトラウマを引き起こすストレスに直面したときに
より高い回復力を見せたり
病気の回復が早かったり
そもそも身体的に健康な場合があることも発見しました
人は感謝を体験している時
そうでない時よりも
愛や許しさらには
神を一層身近に感じると気づきました
感謝は喜びを最大にしてくれるのです
感謝の重要な点は
人生を豊かにする力があるということです
しかし長く続く裕福な人生だけが全てではありません
科学文献によると
幸福な人は
そうでない人よりも創造的で頼りになり
慈悲深く
自身に満ちており
よりうまく自分をコントロールでき
豊かな自己規制力と
協調性を示すとしています
幸せな人は活躍し成功する人です
感謝を選択することは
何を意味するでしょうか
その人生が贈り物であると純粋に認める能力を身につけることを意味します
つまり意識して恵みに目を向けるということです
物理学者のアルバートアインシュタインは
日に100回
自分の内的な生活も外的な生活も
それが生きているものでも
そうでないものでも
常に他者に依存しているということを思い起こさなければならない
また私は自分がどれほどのものをいただいた
そしてこれからどれほどの ものをいただくのかを
考えないといけないと述べている
幸福の設定点は遺伝的に定められ
長期に渡って安定し
外部からの影響や支配を受けないとされています
つまり生物学的に考えると
幸福の設定点は人それぞれであり
生まれた時にある程度決められているのです
そのためほとんどいつも幸福でいるよう遺伝的に組み込まれた人がいれば
ずっとしかめっ面をする人生を送るよう運命づけられている人もいます
いくつかの研究では
憂鬱は感謝と反比例の関係にあるという結果が出ています
感謝の気持ちを持つほど
憂鬱な気分になることは少なくなります
そして憂鬱になるほど人生に感謝する気持ちを持てなくなります
感謝する人々は
生きていく中でこれまで受けた恩恵を思い出し
このような恵みに反応して感謝を味わう可能性が高い
言い換えれば感謝する人々は
日頃から自発的に恵みを数える
憂鬱な気分の人が否定的な回想の偏りを示すなど同様に
感謝する人々は 肯定的な回想の偏りを示す傾向がある
ノースカロライナ大学の心理学者バーバラ・フレデリクソンは
肯定的な感情は否定的な感情がもたらす悪影響を取り消してほぐしてくれるので心理的に有益であると言った
取り消しとは複数の感情を
対照的な感情に置き換えることを意味しています
このように 肯定的な感情は
身体的感情的バランスを取り戻すことで
否定的感情の影響を打ち消します
どういうわけか肯定的な感情は否定的
情緒と両立しないという基本的な意見は
目新しい考えではなく数10年にわたって論証されています
人はくつろぎながら同時に緊張することはできません
くつろぎは不安を追い出します
また感謝しつつ憤慨すること はできない
あるいは許しつつ復讐心に燃える事は出来ません
同様に 今を十分に楽しんでいるなら
過去を悔やむことはありません
私たちの頭脳は逆の感情の状態が
自発的に動き出す結果として起こる感情の混乱を防ぐように配線されているのです
自分が被害者だという意識を取り去ることで
人生が贈り物であると考えられるようになるのです
感謝する人は感謝しない人と比べて
心が柔らかいため人生に対して不必要に防衛的になることが少ないのでしょう
感謝の実践では
一、感謝の日記をつける
二番目は上手くいかなかったことを思い出す
人生、最悪の時を思い出す事が
感謝を育むための効果的な方法になるのはなぜか
それは人間が生まれつき備えている創造上の道具
つまり思考過程を利用しているからです
一例として心理学研究では
悪は善より強いという経験に基づく心理を打ち立てています
強い感情に彩られた人生の苦難は
記憶に深く刻み込まれ
そのためしばしば思い起こされます
その反面不愉快な出来事にまつわる思い出は
楽しい出来事よりも 早く色あせてしまいがちだという傾向もあります
三番目の方法は自分への三つの問いかけ
内観と呼ばれる仏教の瞑想を組み入れることが効果的だと気づくでしょう
内観は自力で100万長者となった日本出身の新人深い仏教徒である
吉本伊信によって考案されました
内観の実践には次の三つの問いが含まれています
どんなことをしてもらったか
どんなことをしてあげたか
どんな迷惑をかけたか
