文庫本として復刻するまえに、
すべてを味方すべてが味方という本は出版されています。
その本と、だいたい同じようなことを言っていると思います。
この本では、わりとお釈迦様の引用が多かったように思います。
このタイトルには、正観さんの思いが込められてるように感じます。
どのような思いかと言いますと、
まず前半のすべてを味方というのは、
目の前の人すべてを味方にしていくということ。
目の前の人はすべて大事な人、
家族だけを大事にするのではなく、宇宙的観点でみれば
皆、同心円の同じ距離のようです。
そうやって目の前の人すべてを大切にしていけば、
投げかけたものがかえるので、自分はどんどん
運が上がり、幸福な出来事、人間関係、お金、健康など
スムーズに流れ始める。
その結果として、すべてが味方になってくれますよ
というもの。
当然、人だけでなく、モノや、動物、神さままでも
味方になってくれますよという、正観さんの思いが込められているように感じました。
そのように考えられる、捉え方や
宇宙法則がぎっしりと詰まった1冊です。
以下、自分がメモした内容です。
否定的な言葉をやめた人から
人生が好転していく
誤解を言わないことが
目の前にある現象が嫌なものではなくて
実は 嬉しさや楽しさ
幸せを内在しているものと見抜く訓練です
スバッダはお釈迦様に質問しました
世の中には開祖といわれ
非常に尊敬されている人たちがいますが
彼らはすべて本当に自分で真理をつかんで悟ったと言っているのでしょうか
あるいは誰も悟ってはいないのでしょうか
お釈迦様は答えました
スバッダよ 誰が悟って
誰が悟っていないかなどということは
大したことではない
そんなことより大切なことがある
どんな立派な教えや戒律を説いても
8つの聖なる道
8正道という実践がなければ
道の人ではない 内容のない空虚な 論議など
道の人には無縁のものだ
縦糸と横糸の両方がなければ形になりません
お釈迦様は 両方がないと 、織り込んでいかなければ
何の役にも立たないという事を
人々に伝えたかった
それで翻訳者たちは 経という文字を使ったのだと思います
私は横糸となる実践の中身として
最たるものが掃除
笑い
感謝の3つだと考えています
仏教の経典にシンガーラへの教えという物があります
お釈迦様は友について次のようにおっしゃっています
次の4種は敵であって
友に似たものにすぎないと知るべきである
1
何物でも取っていく人
2番
言葉だけの人
3番
甘言を語る人
4番
遊蕩の仲間は敵であって
友に似たものに過ぎないと知るべきである
お釈迦様は心のこもった友について
このようにおっしゃっています
これら4種類の友人は親友であると知るべきである
1番
助けてくれる友
2番
苦しい時も楽しい時も一緒に友である人
3番
ためを思って話してくれる友
4番
同情してくれる友は親友であると知るべきである
またお釈迦様の言った言葉に
次の言葉があります
財を 4分割すべし
そうすれば実に 盟友を結束する
1分の財を自ら教授すべし(以下省略)
要するに稼いだお金の1/ 4は自分で使ってもいいが
2/ 4は仕事のために
残りの1/ 4は貯金せよと言っています
お金が必要な友に
いくら頑張れと口で言ってもどうにもできない
綺麗事ではなく友を助けるには
現実にお金が必要な時がある
その時のために蓄えようと説く
安岡政博とその弟子という本です
安岡さんは日本における陽明学の権威です
安岡さんによれば お茶の 第一煎目は 甘みを感じ
第二煎で苦味を味わい
最後の第三煎で お茶の渋みを味わうものということです
この3つを人間に当てはめると
人間良い年をしていつまでも甘いだけではダメ
苦味が分かりさらに渋みが出てこないといけない
それを知るのが本当の茶道と述べています
さらにそれをもっと突き詰めると無の味になる
それを詳しく説いているのが 老子と壮子
臨済宗 元貫長であった
山田 無文のエピソード
京都駅で電車を待っていると
1人の学生が近づいてきて 質問したいと言う
青年は言った
僕は何をしたらいいんですか
あなたの好きな事をしたらいいじゃないか
それが分からないから東京から来たんです 私とは何ですか
昔から汝自らを知れと言うが 1番身近にあって1番わかりにくいものだ
時間がないから結論だけ言おう
君は今から自分の事は勘定に入れないで
誰かのために 自分を捧げて生きてごらん
そして他人のために働いて良かったな幸せだなあと思えるような自分がわかったら
それが本当の私だとわしは思うがな
正観さんの講演会が終わった後に
1人の男性が話しかけてきた
野球で打てないという
1軍のプロ野球選手だったそうです
せいかんさんは
バッターボックスに立つ時に 笑うといいと言われました
そのアドバイスを受けた 後の試合で彼は大活躍しました
フランスに ジョルジュ シムノンという作家がいます
彼の作品の冒頭にこう書いてあります
この世に愛というものがなければ犯罪のほとんどは起きなかったろうに
せいかんさんはこの言葉からヒントを得て
家族というものを次のように考えてみました
もし家族が他人よりも
10段大事と考えると
階段が10段上がるわけですが
他人の位置からすると
他人は10段大事じゃなくなったように見えます
そうやって人間関係を
家族だけが大事だと思って捉えていると
このギャップに大変苦しむことになります
宇宙的なレベルで考えていくと
すべての人は 同じ距離
ですから全て目の前にいる人が大事であることに気がつく
じゃあ家族をないがしろにしていいのかと言えば
そうではなく
他人を家族のように大事にするということ
お釈迦様の言葉
荒々しい言葉を言うな
言われた人は汝に言い返すであろう
壊れた筋鐘のように
声を荒げないならば汝は安らぎに達している
イエペス先生と天才 ギター少年の話
イエペス先生の指導はとても
ユニークなったそうです
こんな弾き方を発見したぞと
大変楽しそうで ギターを弾いていた
そして弟子を1も怒ったことはないという
人を動かす方法は3つあります
1つ目は強制 英語でマスト
もう1つは やる気になってもらう
英語でモチベイト
もう1つは フォーシング
これは手品などでよく使われるテクニックです
例えば最近見たい映画あるかと尋ねると
これを見てみたいという話になります
それだったら 今度見に行くと誘うと
成功する
相手に選択させているように思わせつつ
実は自分の思う方向へ誘導していく
これをフォーシングと言います
もう1つ例を挙げると
例えば客からクレームが来たとき
その処理のために社員を行かせる場合
A社に行け
B社に行けというよりも
a社とb社の2つからどちらにか行ってくれと言うと
本当は強制ですが
本人は自分で選択しているように思えます
こうした疑技法を使えば
社員の意欲やる気が変わってくるはずです
それから やる気になってもらう方法ですが
これには時間がかかります
それは人が生まれてきた意味は
周りから喜ばれる存在になること と
社員1人1人に理解できるように
社長自らが実践すること
社員に酷い言葉を投げかけない
いつも穏やかで温かくて
喜ばれる社長であることを実践していくこと
実践しながら 感動的な話や
人のためになる話を勉強して仕入れておいて
社員に話してあげるといいと思います
すると社員は これからはお客様に喜んでもらえるかを考えようという気持ちに変わります
そうなったら社長はもう何もしなくてもいい会社は勝手に動き出します
