中古のジャンクパソコンを修理して、売ると儲かるのか?「デメリット・失敗談」

ハードオフのジャンクPC

中古のジャンクパソコンを、修理して「メルカリ」などで売ると儲かるのか、、、
実際に試してみたところ、結論から言えば、あまり儲かりません

うまくいけば、2000円プラスぐらいですかね(メルカリの場合)
赤字なんてのもあります。
デメリットも多く感じたのでまとめました。

中古ジャンクパソコン修理販売のデメリット7つ

1:掘り出し物が、まあ無い

転売するとなると、なるべく安くで購入したいですよね?
ところが、ハードオフなどに行って、ジャンク品をみると、
2000円~3000円のパソコンなんかは、まあ汚い
そして、10年落ちなどが、ほとんどなので、修理しても売れにくいですね。

5000円のジャンク
反対に程度の良いジャンクだと5000円~7000円します。
こうなると、売るときも高値で出しますが、高いと今度は売れないですw

2:売れない(相場も低い)

たとえ、修理してキレイにしたとしても、
古いパソコンスペックが悪いパソコンは、まあ、売れませんw
売ろうと思ったら、それなりに値下げをしないといけなくなり、結果的に元が取れない状態になります。

3:出品費用がかかる(送料・手数料)

メルカリで売るコツとしては、送料込み(出品者負担)にすることですが、
「ノートPC」でも「デスクトップPC」でも、送料は軽々と1000円を超えます。
さらに、メルカリだと1割が手数料としてとられます。
送料と手数料を足すと、2000円ぐらい簡単に費用がかかってしまうのです。

4:バッテリー・ケーブルが無い

ジャンクのノートPCを購入しましたが、ケーブルがついていません。
このケーブルだけでも1000円します。
さらに、探すのも面倒です。
また、ケーブルは良しとしても、バッテリーが充電できないとか、ザラです。
バッテリーが充電できないものを、メルカリで売ろうとすると、それなりに値下げをしないと売れません。
なので、利益が上がりにくいのです。
デスクトップPC

5:当たり外れがある(修理費用にお金がかかる)

ジャンクパソコンは、基本的に保証対象外で売られています。
つまり、買ってみないと、「当たり外れ」がわからないのです。
ハズレを引いたら最後、修理費用のほうが高くなってしまい、赤字もザラにありますよ。

6:修理不可の可能性もある

ジャンクパソコンには「osが起動しない」など、重症なものがあります。
(売られているときに、書かれていたりする)
ちょっと、中身をいじって、直れば良いですが、直らないとその時点で、大きな損失になりますね。

7:大量に売るなら「古物商の許可」が必要

ネット上で調べると、「必要・不要」といろんな意見があり、詳しくはわからないのですが、
まとめると同一カテゴリー内で、3つ以上の取引をする場合、
そして、利益目的で取引をする場合は、「古物商の許可」をメルカリでも持っておいたほうがよいとのことです。

実際の流れ(利益が出にくいイメージ)

ジャンクを売る流れ
2000円でジャンクパソコンを購入

ケーブルやら、その他で修理に2000円かかる

メルカリの相場を考えて7000円で出品
(あまり高く設定すると売れない)

送料・出品費用を引かれて、利益は+1000円のみ

これが、実際にやってみた感じでした。

本気でやれば、利益はあがる

長い目で、コツコツと続けていけば、少しずつ利益は出せると思います。
たくさんの在庫を抱えることによって、パーツを組み合わせることが可能になるでしょうからね。

ただし、あくまでも個人の趣味感覚で、儲けを出すのは、今の時代はもう難しいと感じますね。
もう、低スペックパソコンの値段相場がだんだん下がってきてますからね~